教員・公務員を退職したいけど、退職後のお金の不安がある。
積立NISAやiDeCoが流行ってるけど、よくわからない。
退職後のお金の心配は尽きないかと思いますが、積立NISAを始めると、お金に働いてもらうイメージで資産運用できます。
特に公務員は副業禁止のため、NISAを活用して資産形成をしていくと良いでしょう。
本記事では、教員や公務員でNISAをする概要や、メリット・デメリット、NISAの勉強方法を解説します。
教員・公務員でもNISAで資産運用は可能!
教員や公務員は副業が不可とされていますが、NISAでの資金運用は可能です。
- 職場への報告は不要
- 年末調整・確定申告も不要
他の投資では、職場への報告が必要だったり、確定申告が求められたりしますが、上記3点について詳しく解説します。
職場への報告は不要
NISAをはじめるのに、職場や管理職への報告は不要です。
NISAは運用利益を非課税で受け取れる枠があり、副業にも含まれないため、報告が必要ありません。
一方で、iDeCoは、給料天引きの住民税や所得税の節税対策ができることもあり、管理職への報告が必要です。
副業のように禁止されている制度ではないため、管理職に書類作成を依頼して書類を揃えてはじめる必要があります。
NISAは報告不要な点が、気持ち的にも楽でしょう。
年末調整・確定申告も不要
年末調整や確定申告は、1年を通して支払った税金を整理・申告して、払い過ぎた税金が返ってくるような仕組みです。
そもそも、教員や公務員、会社員は、事業主が代わりに年末調整をしてくれるため、個人での申告は不要です。
一方で、副業収入や医療控除などを利用する場合は、確定申告で国に報告する必要があります。
適切に報告すると、払い過ぎた税金が戻ってくる仕組みです。
NISAは、非課税で運用できるため、年末調整や確定申告での申告が不要となります。
通常のように、事業主に任せておけばいいので、年末調整や確定申告の手間も増えません。
教員・公務員が退職後に備えてNISAを始めるメリット
教員・公務員がNISAを始めるメリット、次の3点があります。
- 少額投資が可能で初心者でもはじめやすい
- NISAの運用資産はいつでも現金化できる
- 長期保有すると運用益が高まる可能性も
少額投資が可能で初心者でもはじめやすい
NISAでの資産運用は、少額投資が可能で初心者でもはじめやすいです。
年間の投資額は新NISA制度で360万円まで枠が広がりましたが、実際に始める投資額は少額でも構いません。
金融機関によっては毎月100円から投資もできます。
毎月の出費状況に合わせて少額から始めたり、お試しで始めたりと、自分にあった投資ができるでしょう。
自分に合った投資方法を知りたい方は、プロに相談しましょう!
NISAの運用資産はいつでも現金化できる
NISAの運用資産は、回数制限なくいつでも現金化できます。
注意する点は、銀行のように引き出せるのではなく、売却するという点です。
3万円欲しいから引き出す、というATMの感覚ではなく、投資中の商品から換金したい分だけ売却して現金を作ります。
現金化するのに回数制限もないため、好きなタイミングで商品を売却して現金化できるのがメリットです。
ちなみに、60歳まで運用するiDeCoは、途中で現金化できません。
年齢や投資年数などの条件を満たせば、現金化できます。
確定申告が不要で非課税で運用益を得られる
NISAの運用益は、非課税で受け取れて、確定申告も不要な点がメリットの一つです。
一般的な投資では、売却した利益に約20%の課税がされ、100万円運用益があった場合は80万円程度しか受け取れません。
NISAの場合は非課税で、100万円の運用益をそのまま受け取れるため、お得でしょう。
非課税のため、副業収入のように確定申告も不要です。
教員・公務員は副業はできませんが、非課税のNISAなら始められて、お金が必要な時まで資産運用できるでしょう。
教員・公務員が退職後に備えてNISAを始めるデメリット・注意点
教員・公務員が退職後に備えてNISAを始めるデメリットは3点あります。
- 投資額を下回る可能性がある
- 適切なNISAの情報が必要
- 1人1口座しか開設できない
投資額を下回る可能性がある
NISAは投資した額よりも下回る、元本割れのリスクがあります。
長期保有をすると、トータルリターンは増えると言われていますが、株価は常に変動しており、必ず利益が出る保証はありません。
投資額を下回っても、投資した分のお金を戻すことはできないため、自己責任で行いましょう。
適切なNISAの情報が必要
NISAは少額から投資できて、初心者でもはじめやすいですが、情報がないまま始めるのはリスクがあります。
NISAの仕組みや、商品の選び方など、NISAの情報を知った上で始めると良いでしょう。
ただ、仕事が忙しくて後回しになったり、難しくて断念したりと、NISAに踏み切れなくなる人もいます。
私は、下記のような無料講座に参加して大体を理解してNISAをはじめました。
投資は自己責任なので、知らないと怖いですが、知ってしまえば気持ちも楽になります。
マネきゃんでは、運用セミナーを無料で受けられるため、一歩踏み出してみてくださいね。
1人1口座しか開設できない
NISA口座を開設するのに、1人1口座のみの開設できるため、金融機関の変更も難しくなります。
例えば、A金融機関のNISA口座を開設後に、やっぱりB金融機関が良いと思ったら、変更手続きが必要です。
AからBの金融機関に変更するタイミングも重要で、変更希望の年にNISAを買い足していると口座変更が不可となります。
NISA口座の選び方や変更タイミングなども含めて、勉強する必要があるでしょう。
教員・公務員の退職後に向けてNISAを勉強しよう
デメリットでもお伝えしたように、NISAは元本割れするリスクもあるため、知識を身につけて勉強しておくと良いでしょう。
株価の変動で変わりますが、1年以上積み立てている私の場合、30%のリターンが見込めるようです。
100万円投資していたら、130万円になっているという計算で、退職後の資金に備えられるでしょう。
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