海外旅行女一人旅に出たいけど、防犯面が心配。
犯罪に巻き込まれる可能性を考えると、一人旅に行くのが心配。
海外での滞在は日本のように簡単ではないような気がして、なかなか不安がぬぐえない人もいるでしょう。
極度の心配性で、一人旅なんてできないと思っていた私。
それでも、事前の防犯対策や海外旅行での過ごし方などを気をつけると、無事に楽しく旅行へ行けました。
この記事では、海外旅行女一人旅で徹底すべき、事前にできる防犯対策や、旅行中の防犯対策を紹介します!
事前にできる海外女一人旅の防犯対策
海外旅行で女一人旅をすることが決まったら、防犯対策を始めましょう。
どれもやっておいて良かった対策で、おすすめです。
- スマホの位置情報を共有しておく
- パスポートのコピーをとっておく
- カバンは身動きをとりやすいものを選ぶ
- ダミー財布を用意する
- 財布やスマホはチエーンで繋いで盗られないようにする
- 危険なエリアを調べておく
➀スマホの位置情報を共有しておく
まず、スマホの位置情報を家族や親しい人と共有しておくと安心です。
位置情報を共有しておくと、スリに合った際やトラブルに巻き込まれた際でも、自分の場所やスマホの場所を明らかにできます。
私は常に位置情報を共有していました。自己満ですが、安心して過ごせました!
iPhone同士の位置情報共有のやり方
iPhoneの位置情報を共有するには、設定から位置情報共有を許可します。
➀設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス の順で進む
②位置情報サービスをONにする
③連絡先アプリを開く→共有相手の連絡先を開く→自分の位置情報を共有 を選択
④共有時間について選択する
⑤共有された側は、探すというアプリで位置情報を確認可能
探すアプリ
⑥メンバーをタップすると位置情報を確認可能
出典:紛失した iPhone や iPad を「探す」で見つける(アップル)
Androidの位置情報共有のやり方【Googleを利用する場合】
Googleマップにも位置情報の共有機能があります。
アカウントがなくても共有できるため、簡単に位置を把握できるでしょう。
Googleアカウントがある場合
➀Googleコンタクトに共有相手を登録
②スマホでグーグルマップを開く
③ログイン
④自分のプロフィール写真→現在地の共有→ユーザーを追加 の順でタップ
⑤現在地を共有する期間を選択
⑥現在地を共有するユーザーのプロフィール→共有 の順でタップ
相手がGoogleアカウントを持っていない場合
➀Googleマップを開く
②ログイン(共有者)
③自分のアカウントのプロフィール写真→現在地の共有→ユーザーを追加 の順にタップ
④クリップボードにコピー をタップ
現在地の共有リンクをコピーする
⑤共有相手にメールやチャットでリンクを共有する
⑥相手はリンクを開いて現在地を確認!
②パスポートのコピーをとっておく
トラブルに巻き込まれた、パスポートを紛失した、という際にパスポートのコピーを持っておくと、問い合わせや手続きに使用できます。できれば、パスポート以外に必要な書類もコピーしておきましょう。
私が他にコピーして持ち歩いた書類はこちらです。
- クレジットカード
- 航空券
- ホテルの予約番号などの書類
- 鉄道チケット
- 万が一の連絡先(領事館のまでのアクセスや緊急連絡先など)
航空券やホテル予約などはスマホで簡単に管理できますが、スマホが紛失した際に困るため、書面でもまとめておくと良いでしょう。
③カバンは身動きをとりやすいものを選ぶ
普段は荷物が多い私でも、海外旅行の際は肩にかけられる、身動きがとりやすいカバンを選びました。
リュックでもいいかと思いますが、一番は、体の前に持てて目が届きやすいようなカバンがベストです。
また、海外旅行の場合はカード情報を盗むスキミング被害もあるため、下記のようなスキミング防止のカバンを選ぶと良いでしょう。
価格:2999円 |
さらに、丁度よいサイズで疲れないようなデザイン、軽量だと、海外旅行中の長時間のお出かけも楽しめますね。
④ダミー財布を用意する
念のため、盗られても良いダミー財布を用意しておきましょう。
お金を一つの財布に入れていると、盗られた時のリスクが大きくなります。
私の場合は、次の場所にお金を分散させていました。
- メイン財布(スキミング防止/使う分だけのお金やクレジットカード)
- 100均のダミー財布(盗られても問題ない額のお金)
- 手持ち用ポーチ(使わないお金や日本円など)
- キャリーケース用ポーチ(使わないお金や日本円など)
特に日本人はお金を持っていると思われがちなので、お金は分散させておきます。
ダミー財布以外は盗られては困るので、次に紹介するチェーン対策をしました。
また、手持ち用ポーチは首にぶら下げたり、疲れたらカバンに収めたりして持ち運びます。持ち運ぶお金としては3つの場所に分散させていました。
靴の中やズボンの中にお金を隠し持つ人もいますが、私はポーチで対応したイメージです。キャリーケースにも使わないお金を入れておき、お出かけ前に必要な額を移していました。
キャリーケースが安全とも限らないので、自己責任で取り組んでみてください!
クレジットカードを持つなら必須のスキミング防止財布!こちらはコイン入れがあるタイプなので使いやすい!
価格:2780円 |
この価格でも十分安いですが、さらに安い財布はコイン入れがないものやスキミング防止機能がないものがあります。
財布を持ってもたもたしていると、目をつけられやすくなるので、使いやすさや機能重視で選ぶのが良いでしょう。
⑤財布やスマホはチエーンで繋いで盗られないようにする
財布やスマホ、パスポートなどはすべてチェーンで繋いで盗られないように対策しました。
スマホはストラップをつけて、首からかけておくといつでも利用できて、持っているのも実感できるため安心です。
財布やパスポートなどは、タグ部分にチェーンを付けてカバンの中から盗られないように繋いでいました。
最初からチェーンが付いていれば、そのままカバンやベルト部分に繋げるだけで問題ありません。
チェーンが付いていない場合は、下記のようなチェーンを買っておくと良いでしょう。
価格:418円 |
私は、盗られたら困るものは基本チェーンで繋ぎました。
⑥危険なエリアを調べておく
危険なエリアはあらかじめ調べ、行かないように気をつけましょう。
街中は普通なのに、一本中に入った路地は薄暗く、路上生活者が多いといった場所もあります。
ロサンゼルスに旅行した際に、現地に慣れている日本人に、車で危険エリアを運転してもらいました。
壁の落書き、路上で寝ている人、薄暗い煙…。
空気が一変したのがわかるほど、危険な雰囲気が伝わりました。
日本人はお金を持っているイメージがあり、女性は特に狙われるリスクが高まるため、事前に危険エリアや様子を調べておきましょう。
海外女一人旅でできる現地の防犯対策
事前の準備だけでは防犯対策は不十分です。
海外旅行中の過ごし方にも気をつけましょう。
➀荷物は体の前で持って徹底管理する
旅中に気をつけたいのは、荷物を目の届く範囲で持つことです。
手を開けるためにショルダーバッグやリュックを持つ人も多いですが、背後に持つとカバンの中を取られる可能性があります。
また、レストランでの離席や電車での場所取りなどに荷物を使うと、一発で置き引き犯に狙われてしまいます。
基本的に、荷物は体の前に持ち、徹底的に管理をしましょう。
②歩きスマホではなく盗られにくい場所でスマホを触る
旅行中は、スマホでレストランの場所や電車の時刻を調べるなど、外で触る機会も多くなります。
歩きスマホで調べると、事故や向かい側から盗られるリスクがあり、大変危険です。
私が海外旅行で一人の際には、背後に人がいないか確認し、壁に背を向けて調べごとをしていました。
盗られにくい場所を確認して、短時間で効率よく調べると、スリに狙われにくくなるでしょう。
③現金やカードは分散して持つ
よく、現金やカードを靴やパンツの中に入れて持ち運ぶという話を聞きませんか。
盗られにくい場所に所持するのも大切ですが、いくつかに分散させて持つことも大切です。
一つの財布に保管して持ち運ぶと、盗られたときにお金やカードがなくて困ってしまいます。
分散させておくと、一つ財布を盗られてもまだお金が手元にあり安心できるでしょう。
海外旅行一人旅ではリスクに備えて防犯対策を徹底しよう
海外旅行で女一人旅をする際には、備えられるリスクには備えて、防犯対策を行いましょう。
中には、盗られても良い財布や持ち歩きやすいカバンなど、あらかじめ用意しておくと便利なグッズもあります。
トラブルにあってからでは遅いです。
旅慣れしている人も、防犯対策を徹底し、出発から帰宅まで楽しく充実した時間となるように気をつけるといいですね。